エンディングノートを書く際の注意点

ご自身の気持ちを整理し、ご家族の思いを伝えるのに有効なエンディングノートですが、エンディングノートを書くにあたって押さえておきたいポイントをご紹介します。

保管場所の管理を徹底する

 エンディングノートはご自身にかかわる全ての情報がまとまっていますので、トラブルにつながる可能性があります。
 銀行口座の情報、暗証番号、通帳や印鑑の保管場所などを記入してあるエンディングノートを、見つけやすい場所に保管しておくと、第三者に見つけられてしまい情報を見られてしまうリスクがあります。
 保管場所には十分に注意し、知られてはいけない情報は書かない、別で保管するなどの対策が必要です。

 逆に、エンディングノートを見つかりにくい場所に保管したばかりに、ご家族にノートを見つけてもらえず、故人の意向に添えなかったというケースもあります。
 そのようなことがないよう、信頼できる人にだけノートのありかを伝えておくなども手段の一つです。

定期的に見直して書き換える

 せっかく書き上げたエンディングノートですが、時間がたつにつれご自身の考え方や環境に変化があることもあります。
 また、財産や持ち物なども変化しますので、作成したエンディングノートは1年毎など定期的に見直しをして、必要があれば更新しましょう。

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