エンディングノートを書くメリットは?
エンディングノートは、亡くなった時のための準備ではなく、これからの人生をよりよくするためのツールです。エンディングノートを書くことでさまざまなメリットがあります。
これからどう生きるかを考えることができる
エンディングノートを書くことを通じて、これまでの人生を振り返り、ご自分の考えを整理できるため、これからのことを前向きに考えることができます。
生前整理ができる
財産目録などを書き出してみると、必要なものや不要なものが明確になるため、エンディングノートをきっかけに生前整理に取り組むことができます。
身の回りの整理整頓は元気なうちから取り組んでおきたい終活のひとつです。
ご家族や親戚と話し合うきっかけになる
介護や葬儀、お墓などについては、ご家族からは切り出しにくい話題です。
また、ご家族にもかかわってくることですから、まずはエンディングノートにご自身の希望をまとめ、家族に伝えることで、ご家族と話し合うきっかけになります。
もしもの時に安心
エンディングノートにご自身に持病や飲んでいる薬などを記しておくことで、有事の際に役立つことがあります。
また、終末期や供養に関する希望などを記しておけば、ご自身の思いを家族に託すことができます。
ご家族の負担を軽減する
ご自身にもしものことがあった時、どんな保険に加入していたのか、貴重品はどこに保管されているのかわからず、困ってしまうケースは少なくありません。
また、どんなお葬式を希望しているのか、お墓のどうするのかなどをエンディングノートを通じて伝えておくと、ご家族が悩むことなく準備をすることができます。
また、家族に面と向かって言えないことや感謝の気持ちを伝えることで、グリーフケアにも効果的です。
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